熱中症になった話

これは7/27にあった私の実話だ。

この日は熱中症警戒アラートが出ており、私の住んでいる草津市の近く、大津では39℃を観測していた。

さらにこの日は8:30から12:30までの4時間、部活(テニス部所属)があった。

水筒だけでは水分が足りないと思い、追加の水を持っていこうと思ったが、前日がペットボトルの回収日だったこともあり、ペットボトルがなく、そのまま行ってしまった。<–これがすべての発端

部活では、通常はテニスコートで練習するのだが、コートのスペースがなかったため、グラウンドで練習させられた。もちろんグラウンドのほうが反射光が強いため、より暑いのである。

そんな暑い中、私は水分量を考えながら頑張っていたのだが、部活が予想以上の暑さのため早く終了した。部活終わりの片付けをしているとき、安心した私は、残った水をごくごく飲んでしまった。

部活終了後の「顧問のありがたいお言葉」を日陰で聞かせていただいて居たのだが、ここから症状が出始めた。

症状は、頭痛から始まり、体がけいれんしだして立つのがつらくなる。
でも立っていないと周りに迷惑をかけてしまうと思い、頑張って立っていたのだが、すると頭が回らなくなってきて、そこで私はやっと自分が熱中症にかかったことを自覚した。そこで私はパニックを起こしていたのだが、頭が回らないためもちろんどうすれば良いのかは考えることも出来ず、とにかく踏ん張ろうと頑張っていた。すると視野が狭くなっていく。ここからはあまり記憶がないのだが、顧問の1人が気づいてくださり、座らせてくれたのは覚えている。多分その後、経口補水液を貰ったのだ。それからは体調が回復して、急いで帰って、エアコンの効いた部屋へ、アクエリアスを飲みながらしばらくの時間こもっていた。

あのときの無力感、そんな中顧問の先生が来てくださったときの開放感と罪悪感はとても心に残った。また、死を覚悟してしまっている自分も居た。

どうやら、他の人によると、顔や唇が真っ白だったらしい。きっと、脱水症状によって血液が毛細血管の一部へ回らなくなることが原因なのだろう。

私が言いたいこと

皆さんにはこんなつらい思いをしてほしくないため、これだけは言わせてください。

水分補給はたくさんしましょう。その分の水分もたくさん持ち歩くようにしましょう。

熱中症にかかってしまうと、もう自分ではどうにもできなくなります。そのため、少しでも体調が悪化した場合、すぐに涼しい場所へ移動し、たくさんの水分を摂取しましょう。大事に至ることも考えられる場合、救急車を呼んでも大丈夫です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール